dockerでこんなときどうする

docker composeつかいたいんだけど・・・

1. docker-compose.ymlをつくります
2. docker compose up -d を実行します

.ymlってなに？

ヤムルと言いますが、初めて見る人もいるかもしれません。ヤムルファイルには書き方があります。でもシンプルですので、すぐ使いこなすことができるようになるでしょう。

ヤムルファイルはkeyとvalueで成り立っています

key: value

実はたったこれだけなのです。かんたんですよね？

ヤムルファイルで使えるのは数字、文字、true/falseです。文字は’や”で囲んでも囲わなくてもOKですが、囲んでおいたほうが文字ですよとわかりやすいので囲んだほうが良いです。

version: 1.0
name: "my app"
start: false

コレクション型もあります

ただただ改行してインデントするだけで、コレクション型を持てます。一つのkeyに複数のkey:valueを持つことが可能になります。

app_info:
    version: 1.0
    name: "my app"
    start: false

インデントはタブではなくスペースです

タブは構文エラーになります、スペースでインデント(字下げ)してください。スペース2つでも4つでも良いですが、4つのほうが一般的です。

docker-compose.ymlの例

docker-compose.ymlはどういうふうにdockerコンテナを立ち上げるのかという指示書と思ってください。この例では、nginxとredisとmysqlが立ち上がる設定になっています。

version: '3'

services:
  nginx:
    image: nginx:latest
    container_name: myapp-nginx
    ports:
      - 8080:80

  redis:
    image: redis:latest
    container_name: myapp-redis
    ports:
      - 6379:6379

  mysql:
    image: mysql:latest
    command: --default-authentication-plugin=mysql_native_password --character-set-server=utf8mb4 --collation-server=utf8mb4_unicode_ci
    container_name: myapp-mysql
    ports:
      - 3306:3306
    environment:
      MYSQL_DATABASE: myapp
      MYSQL_ROOT_PASSWORD: secret
      TZ: Asia/Tokyo

docker-compose.ymlがあるところコマンド実行

ヤムルファイルがあるところでdocker compose up -dと実行するとdockerコンテナが次々立ち上がると思います。

どのdockerコンテナが起動してるのか調べたい

docker ps -a

どうもdockerの調子が悪い、リセットしたい

ただしこの方法はすべて何もかも削除されるのでご注意ください

docker system prune

dockerコンテナひとつだけ再起動したい

コンテナ名を調べるときはdocker ps -aしたときに出る一番右側の項目です。

docker restart コンテナ名

dockerコンテナが出力するログをみたい

dockerコンテナは通常ローカルファイルシステムにファイルを出力せずに、/dev/stdout /dev/stderrに出力します。このログを見るためにはlogsコマンドを使います。

docker logs コンテナ名

-fをつけるとログを流しっぱなしで見ることができます。

docker composeで起動したものを止める

docker compose down