未経験エンジニアが面接突破する方法

年間500人以上のエンジニアと面接を行っている私が考える、未経験エンジニアでも面接を突破する方法を書きたいと思います。ちょっとした読み物としてお楽しみください。結論から申し上げると、キーとなるのは「これから花が開くかもしれない」「まじめで謙虚」「何より好き」この3つです。

どうして面接突破できないのだろうか

ときの運というのはありますが、たいていの場合端的にいうと雇う側にメリットを見いだせなかったからです。あなたを雇うメリットはなんですか?と聞かれ未経験エンジニアは即答できるでしょうか。90%の人が即答できないでしょう。だって普通に考えて、未経験なので雇う側からするとメリットはありません。

あなたが経営者と思って想像してください。眼の前にいる「未経験エンジニア」を雇うメリットはなんでしょうか。

  1. 職場の若返りによる活性化
  2. 将来の戦力化
  3. 新しい風を入れたい、人をいれることによる化学反応を期待
  4. 下手に凝り固まった経験者よりまだフレッシュな人を入れたい

職場の若返りによる活性化

未経験=若いというのはないですが、ほぼ若いと過程して若い人を入れたい理由はやはり職場を活性化したいという理由が多いのではないでしょうか。たしかに即戦力な経験者のほうが仕事としては効率的にまわるのでしょうが、今までのやり方で凝り固まった人がだすアウトプットよりかは新しいフレッシュな頭で考えてつくったもののほうが時として効果(収益)があることがあります。これは不思議なのですが、いままで同じやり方では同じ結果つまり徐々に後退を意味するので企業という共同体においては常に収益を上げていかなければならないので経営者としては新しい人による活性化を期待するのです。

将来の戦力化

今は未経験者なので当然今職場に入っても何もできません。そんなことはわかっているのですが、もし1年後に500万円稼ぐようなものをつくる人材になるとおもったらどうでしょうか。雇いますよね?みんな誰でも最初は未経験なのは当たり前なのでこれを投資と考えて育てればいわば金のなる木です。当然のことながら教育コストはかかりますが、将来ペイできると思ったら雇いますよね?

新しい風を入れたい、人をいれることによる化学反応を期待

会社という共同体はいつのまにか誰かが決めたわけでもないのに暗黙のルールや慣習が出来上がり、どうしても凝り固まってしまうことがあります。これは人間が集団でともに行動する状態が長く続くと避けられません。経営者としてはそれはさけたい。なぜなら同じ人が同じようにやった結果は結局同じなので、むしろ後退になるのではないかと考えるからです。経営者は会社を儲けさせて維持したいと考えるはずです。この状態にならないように新しい人をいれて化学反応何が起こるのかを見たいと思うのが経営者ではないでしょうか。

下手に凝り固まった経験者よりまだフレッシュな人を入れたい

経験者のほうが確かに職場に入って成果を出せる期間、助走期間は短くてすむでしょう。やったことなのですぐできるということも多いに違いありません。ただ時として経験者は「いままでこれで成功したので、これでやる」という思考から離れられず今いる人達と反りが合わない人がいます。本人がアンラーニングしてすべてをイチからやりなおす気持ちがあれば問題ないのですが、あまりにも自分のやり方にこだわりすぎて周囲と合わせられないそんなシーンも実際の現場では見られます。そう思うと下手に凝り固まった人よりもフレッシュな未経験者を育てたほうが会社としてはプラスになるのではないでしょうか。

企業が未経験者を雇うメリットを埋めれば成功率は高まる

上記のように採用する側が未経験者でもほしい理由をあなたが埋めて上げれば、即採用です。要するに需要と供給です。ただ闇雲に受けては落ち受けては落ちではそれは時の運になります。そうではなくて時の運も味方にしつつ、企業は何を求めるのかを見極めて準備することが大切です。

まずは「これから花が開くかもしれない」と思わせるのが大事です。

どうやって「これから花が開くかもしれない」と思わせるか

  1. 成長意欲と学習の意欲をアピールする: 自己啓発への意欲や学習への熱意をアピールしましょう。新しい知識やスキルを積極的に学び、自己成長を図る姿勢を伝えることで、将来の成長の可能性をアピールできます。
  2. 挑戦と失敗からの学びを強調する: 過去の挑戦や失敗について話す際には、それを学びの機会として捉えた経験を共有しましょう。失敗から得た教訓や成長について具体的に語ることで、将来の成長に向けた意欲をアピールできます。
  3. 柔軟性と適応力を強調する: 変化の激しい現代社会では、柔軟性や適応力が重要とされます。自身の変化への適応力や新たな状況に対する柔軟性をアピールし、将来の成長に対するポテンシャルを示すことが重要です。
  4. 目標やビジョンを明確に伝える: 自身の将来の目標やビジョンについて明確に伝えることで、将来への意欲をアピールできます。自分が成し遂げたいことやキャリアの方向性を具体的に示し、そのために取り組む意欲をアピールしましょう。
  5. 積極性と自己主導性をアピールする: チャンスを主導して掴み、主体的に行動する姿勢をアピールしましょう。新たなプロジェクトや責任を引き受ける意欲を示すことで、将来の成長に向けた積極性をアピールできます。

大切なのは自分の言葉で、自信をもってゆっくりと伝えることです。

これらのことで「まじめで謙虚」なアピールもできますし、なによりこれらの事を「好き」でないと続けられないと思うのです。

世の中は需要と供給なので

相手が欲しがる(であろう)ものを満たして行くことが大切ではないでしょうか。面接など特にそうかと。背伸びして適当な嘘をつくのはよくないですが、企業がほしいであろうものを自分にないならつくる努力も時として必要になってくると思います。

就職・転職のサポートも行っていますので、ぜひ一度ガチエンジニア・プログラミングスクールにお問い合わせいただければなと思います。初回カウンセリング無料ですので少しでも興味をもちましたらご連絡ください。