今日も本当はプログラミングの学習をするべきだったのにできなかったなぁ。そんな日々を過ごしていらっしゃる人も多いと思います。続けないと何事もだめだとわかってはいるけどさあ頑張ろうと意気込んでもよく続いて3日。いわゆる三日坊主が常なんだよと悩んでいらっしゃるかもしれませんが、どうすれば続けられるのかちょっと考えてみました。何かの参考になりましたら幸いです。
続けられない人の特徴
- 一貫性がない
- 継続的な学習をするためには、毎日少しずつ時間を割く必要があります。しかし、続けることが難しい人は、学習のスケジュールを守れず、不規則になってしまう傾向があります。
- モチベーションの低下
- 学習の初めの頃は熱意や興味が高まっているかもしれませんが、時間が経つにつれてモチベーションが低下し、学習に対する意欲が減ってしまうことがあります。
- 目標の不明確さ
- 学習においては、明確な目標を持つことが重要です。しかし、続けられない人は具体的な目標や学習の目的を明確に設定せず、漠然としたままであることがあります。
- 一度の失敗による挫折
- プログラミングの学習は困難なこともあり、一度の失敗や難しい課題に直面すると、モチベーションが下がり、学習を続けることができなくなることがあります。
- サポートやコミュニティの不足
- 継続的な学習をするためには、サポートや学習コミュニティの存在が重要です。しかし、続けられない人は周囲に学習を支えてくれる人や情報を求める場所がないことがあります。
「一貫性がない」対策はどうすればよいか
まず、スケジュールを決めましょう。人はスケジュールが決まっていると、がんばるものです。たとえば仕事の締切は何月何日まででお願いしますと言われていたら必死になってやりきる人が多いと思います。プログラミング学習においてもスケジュールを決めて、何月何日までにXXXができるようになる、と決めて計画を立てると良いでしょう。
具体的な目標をつくりましょう。例えばHTML・CSSを理解して、サイトを一つつくってみる。と具体的な目標とスケジュールがあればまずは準備段階としてはOKです。
次に学習環境です。家ではとても勉強できないのであれば、近くのカフェに行く、図書館の自習室に行く(大きめの街だと図書館で無料の電源やWifiまであったりしますね)、集中できる環境に身を置くことです。何かと外的要因に文句を言いがちな私達ですが、文句言えないような環境に自分を置くことで勉強を続けられると思います。
そしてリマインダーやアラームをセットしておきましょう。毎日21時から勉強始めると決めたのであれば、21時にアラームをセットしておきます。それが鳴れば勉強開始です。当たり前ですがこれが習慣化してくると、21時までに自分ことを終わらせるという考え方に変わり勉強以外も効率化しないととてもではないが1日がうまくまわらないということに気がつくでしょう。
最後に楽しみを見つけてください。日々の小さな成長を記録してください。今日は何をした、明日は何をする。これを続けることであとで見返したときにあの頃はあれがわかっていなかったが今はちょっとわかると自分の成長を1ミリでも感じることができれば続けるモチベーションになるでしょう。
またHTMLでサイトができということも楽しみになりますが、たとえば自分が好きなキーボードをつかってプログラミングするとかラジを聞きながらプログラミングするでも良いと思います。まずは続けるために、学習の中にも楽しみを見つけてください。
「モチベーションの低下」対策はどうすればよいか
人間なので誰しもモチベーションは低下します。世界のえらい人たちは「モチベーションなど頼りにするからそうなるんだ」と言いますけど、みんながみんなそんな高みにいるわけではありません。私達凡人としては「モチベーションが下がった」ことによるパフォーマンスの劣化はとてつもないものがあります。モチベーションの低下に対抗するにはこういうことが対策になるのではと思います。
まず、目標の再確認をしましょう。「なぜこれをしてるんだっけ」という「なぜ」が大切です。そう「なぜプログラミングの勉強をしているのですか」、を常に心に問うてください。その答えは人それぞれですが、その「なぜ」が弱いとモチベーションが上がることはないでしょう。その「なぜ」を再確認し続けることにより、学習の意義や将来のビジョンを思い出すことができます。目標を可視化するために、進捗チャートや目標ボードを作成してみるのも良いでしょう。
そして、小さな成功体験を積み重ねてください。「一貫性」のところでも述べましたが、続けるには小さくても「できた」という自己効力感が必要です。達成可能な小さな課題を設定し、それをこなしていくことで成功体験を積み重ねましょう。成功体験は自信を高め、モチベーションの向上に繋がります。
目標の不明確さを徹底的になくしましょう
なぜプログラミングを勉強するのか。その意味をとことん突き詰めてください。ただ「今の仕事が嫌で、なんだかカッコよくてお金も稼げそうだから」であればやめましょう。続けられません。IT業界は大変泥臭い業界です。例えるならば、誰かが書いたコードが改修に改修をかさねられもはやこれは動いていないのだろうが思い切って削除もできないコードの改修を依頼されてひとつづつ丁寧に結ばった糸をほどいていく作業です。究極の単純作業をしなければならないときだってあります。1000行ぐらいのCSVのデータを1つづつ直していく作業とかA41枚ぐらいのびっしり書かれたよくわからないSQLをリファクタリングしてパフォーマンス改善してくださいとか・・・。
そういう作業は「仕事だから」で片付けられるでしょうか。私には無理です。
目的が明確であれば、こんな作業でも苦しいながらもやりきれるでしょう。なんとなくやりたいでは何事も続けられないので、目的をはっきりさせることは大変重要です。
失敗や挫折
失敗や挫折は誰にでも起こるものです。熟練者でも失敗や挫折があります。失敗は成長の機会です。プログラミングは困難な道のりですが、失敗から学ぶことでより強くなります。立ち止まることなく前進しましょう。そして挫折は一時的なものです。困難に直面したときには休息を取り、冷静になることが重要です。挫折を乗り越えた先には新たな発見や成果が待っています。
元来プログラミングは時間と努力を要するものです。忍耐強く継続することで、必ず成果を得ることができます。このスクールを卒業すればエンジニアになれますではなくて、プログラミングとは継続することで上達していくのです。
プログラミング学習最近していなくて、失敗かな挫折を感じるなと思う必要はありません。今はちょっとそれから離れているだけだと割り切って休息の時間にあてるのも良いと思います。人生は長いです、失敗や挫折で立ち止まってる時間はありません。
サポートやコミュニティの不足
どうしてもひとりで勉強していると、なんだか煮詰まってきて誰かと話がしたい、自分の方向性は間違っていないのかどうか確認できないなんてことがあるかもしれません。そんなときは外部の人に頼るのが良いでしょう。プログラミングスクールにいったり、ネット上の学習者コミュニティに入ったり。
ただ学習者コミュニティではマウントの取り合いや優劣の雰囲気が流れる可能性もあるので毒にもなるかもしれませんので、そこは見極めが必要です。
ガチエンジニア・プログラミングスクールがこのあたりのサポートできれば良いと考えています。
私が思うに・・・
プログラミング学習が続けられるようになるには、やはり目標を明確にしないといけないと強く思います。なんとなくエンジニアになりたいではだめで、なぜエンジニアになりたいのか、エンジニアになってどうしたいのか、別にそれはエンジニアではなくても良いのではと自問自答し続ける必要があります。
なんだか修行僧のような生活を強いられるのかと思うかもしれませんが、専門職というのはそういうものではないでしょうか。エンジニアではなくても料理のシェフでもそうだし、学校の先生だってそうだし、ご自身が勉強し続けることによってなりたつ職業ではないでしょうか。
とはいえ私達は人間なので、しんどいときもあるしだるいなとおもうときもあります。それを最小限に食い止めるために私はプログラミングスクールを多いに活用したらよいと思っています。スクールに通っているならば、授業料が発生します。これはなんというか自分の覚悟の現れかと思うと頑張って勉強しようという一助になるのではないでしょうか。またモチベーションが下がって来たことは他人からみるとわかるやすいので、それを指摘してくれる場としても使って良いと思います。
モヤモヤしている人は一度無料カウンセリング受けに来てみてください。なにか新しい発見があるかもしれません・・・。